2012年11月25日日曜日

「日々、思っていること」(相原純代さん)


こんにちは。網走にある介護老人保健施設あるかさるの相原です。昨年7月から、施設ケアマネジャーとして働いています。
山崎さんからバトンタッチされ、「わかりました!!」と元気に?返事はしたものの、なかなか文章にならず、締め切り日が近いような過ぎたような日になってしまいました。

『日々、思っていること』とお題を頂き、何かあるだろうかと考えました。このソーシャルワーカーという仕事をしていて、「まさにこの言葉だ!!」と思ったことを紹介したいと思います。

 それは、2007年4月15日、北海道医療ソーシャルワーク学会のシンポジウムにて、
「他人の人生を借りて、自分の人生を考える事が出来る、ぜいたくな仕事!!」
と元日本社会医療事業協会会長が話された言葉です。
私はまだ10年と少ない経験ですが、これまで仕事をしてきて、どれだけの人と出会ったのか数えられません。利用者さんのことを知る一つとして、生活暦は欠かせないと考え、これまでの生活や環境を聞くことで、何を大事にして生きてきたのか理解しようとしました。
それは、興味本位ではなく利用者さんを支援していくために必要なことと考えてです。しかし、気がつくと私自身の人生を考える上で、利用者さんの人生を借りていました。もちろん考えた通りにはいきません。でも、これから出会う人の人生も借りながら日々過ごし、この仕事も続けていきたいと思う今日この頃でした。

6月22日、網走市民になって一年になりました。オホーツク支部新人ですが、これからもよろしくお願いします。

相原 純代(旧姓:伊藤)さん
04年社会福祉士会入会
1977年札幌出身。1999年北星学園大学文学部社会福祉学科卒業(最後の文学部)。
卒業後は、札幌市にて介護保険施行前の老人保健施設相談員、脳神経外科病院の医療ソーシャルワーカー、地域包括支援センター社会福祉士として勤務。
2008年7月特別医療法人明生会介護老人保健施設あるかさるへ就職。
 

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