2012年11月25日日曜日

新人の濱名三三子です


以前より清里の三浦さんから次のエッセイをと言われていましたが、なかなか恥ずかしくて書く事が出来ず躊躇していました。が、2010年も終わりに近づき年女の記念に(年がバレテしまいました)思いきって投稿します。

 私は何とか、まぐれか努力(?)の甲斐あってか2010年3月に社会福祉士に合格したので、オホーツク支部に入会する事で学習会や研修会、施設見学等でもっと生の地域や現場についても学び、知識を深めていきたいと思い入会させて頂きました。(飲み会員でも良いと聞き安心して入りました)


入会して感じること


 さっそく入会し、基礎研修をまず初めに受け、社会福祉士の倫理綱領やソーシャルワークの倫理を学びました。立派な本も謹呈され、仕事でへこむ時や落ち込んだ時は、この倫理綱領を読み返す事が大切だと教えられました。お盆過ぎの8月には、泊りがけで(今年は当番地にあたり、場所は津別のでてこいランドでした)、帯広、釧路、オホーツク地区で毎年持ち回りで行っているという研修会・交流会にも参加させて頂きました。また、成年後見人の死後の処理というテーマの研修会にも参加させて頂き、今年の流行語に選ばれた「無縁社会」について考えさせられました。秋には2回も施設見学会があり、相乗りさせて頂けたので安心して行けたのですが、今年は網走と紋別への施設見学会でした。なかなか他施設へ行く機会もない為、いろんな場所を訪れる事で視野が広がりました。医師や弁護士は医師会や弁護士会に入らないで活動は出来ないといいますが、社会福祉士会は自由参加で25%しか入会していないとの事ですが、大変実のある活動を事務局等の御尽力でされていると思いますので、今後も楽しく参加させて頂きたいと思っています。これからも宜しく御願い致します。

社会福祉士としてのこれから

 私と福祉の関わりは、高校生の頃に遡ります。今でもあるとは思うのですが高校生ボランテアサークル「ホーチブ会」に入っていて、30年前にもなるのですが、特別養護老人ホーム光の苑や、川東学園等へ毎月、慰問の活動や廃品回収をしたりしていました。札幌の短大でも「あしのうら」というボランテアサークルに友達がいたので勧められ入会し、今では有名になった小山内美智子さんの家に行ったり、いちご会が始まったばかりでしたが活動していました。


 札幌は今は、福祉や障害者に心強い町ですが、その頃から小山内さんらのいちご会の仲間が障害があってもドンドン一人で外に出たり、趣味のために出かけたり、働いたりされていました。今でこそノーマライゼーションやユニバーサルは当たり前の事となっていますが、こうした札幌の障害の方達が健常者と同じように誇りをもって、恥ずかしがらずに外へ出て活動していった事が今に繋がっており、良かったと思います。ちなみに私の友達も車椅子バスケットをしていた車椅子の方と結婚しましたが、今では車椅子バスケットの指導者に夫婦でなって全世界へ出かけ活躍しています。
 北見に就職し会社員で4年程働いた後、専業主婦10年後に訪問介護員となり介護福祉士と介護支援専門員も取れたので、短期入所の相談員も2年ほど経験。その後、居宅のケアマネや通所介護の仕事も経験させて貰いましたので、在宅3本柱の中身は少し理解する事が出来ました。何でも身を置いて経験してみないと見えない事はあるものだと感じています。
 現在は居宅介護支援事業所に勤務していますが、社会福祉士の勉強をして良かった事があります。勉強した社会保障・障害者福祉や低所得者に関わる項目が利用者さんに情報提供する事が出来て、感謝された事があったのです。行政へは申請主義という流れがあり、知識が無ければ損をしたり不幸になったりという場合もあります。これからも、社会福祉士会の一員として制度も変化していく為、勉強を続けていく必要がありますので、新しい制度や知識も深め学んでいかなければと思っています。

趣味の力


 昔から読書好きの文学少女(?)でした。今でも直木賞や芥川賞作品やベストセラーは欠かさず読みます。最近では村上春樹のIQ84の3や悪人は購入して読みました。レデースデーの日に映画を見に行ったりもします。社交ダンスは5年ほどやっていましたが、現在夢中なのは登山で、夏山時期は毎週何処かへ出かけ徘徊(?)しています。写真は海別山に登った時ので後ろに有るのが雪を被った斜里岳です。白い花はアポイに登った時に可愛かったので写した写真です。これからも仕事の力のもとになるように趣味を続けていきたいと思っています。
濱名 三三子(はまなみさこ)さん
社会福祉士会36269号
社会福祉法人北見有愛会 寿・美よし地区居宅介護支援事業所に勤務。
子どもは23歳(男)、21歳(女)、19歳(女)。 モットーは「我以外皆我が師なり」「動かなければ出会えない」

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